李大浩

本土初入国は海路です。往復14000円でシアトル行けるや!とウキウキしてフェリー乗り場に行った先週の金曜日。

入国審査で、本当は友だちの家に泊まるつもりなのに、住所が分からないからホテルと嘘を書いたら「何処のホテルだ、住所が必要」と言われてしまい、正直に事情を説明し「分からない」と答えると、「そいつに電話しろ!」と言われ、電話してみるも繋がらず。(この時点で他の乗客全員乗船済み)で、「終わった……」と思ったものの、幾つか質問に答えるうちに許されたらしく、指紋を取られて写真撮られて無事に乗れました。

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フェリーはそこそこ揺れるし(100人定員くらいだから小さい)2時間45分の予定が3時間半かかるし(鯨を見るために止まった)とても疲れました。帰りは日本の修学旅行生と一緒でした(私立の女子校の中学生だと思われます。公立で修学旅行シアトルとビクトリアってあり得ないものね。そして人数的にシアトルからバンクーバーに行くクラスもあったと推察。なんか気持ち悪いな、これ)

 

さてはて、いよいよシアトルに到着して、約2年半ぶりにザックと再会。そのままシアトルのJapantownに夕飯を食べに行きました。f:id:remakelemonade:20160719140236j:image

それからお家に行って泊めてもらい、待ちに待った翌日はセーフコフィールドへ。イチローのユニフォーム着た人もけっこう居て、感激。

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当の試合は狙ってなかったのに岩隈が先発。さらにファーストには李大浩。大大大感激。そのうえアストロズ戦だったからアルトゥーベも観れたし、当然カノーも観れて満足でした。

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ということで、もう日本に帰ってもいい頃かなと思いました(馬鹿人の馬鹿理屈)。先ほど日本行きの航空券を思わず検索して(安くて7万しました。金銭的にもプライド的にも帰れません)しまうほど、ホステル生活がじわじわと精神を蝕んでます。f:id:remakelemonade:20160719134200j:imagef:id:remakelemonade:20160719134213j:image

9月から大学が始まるから貸し部屋の倍率が高く、部屋探しが難航しており、本当に住むとこなくてビクトリアとお別れしそうな予感です。

ビクトリアは治安は良いけれど、金持ち観光客が多くて、富裕層を見ると何とも言えない殺意が芽生える性癖があるので(しかし先述の中学生たちは制服にリュックという格好でも気品があった。日本人の金持ちのお嬢様いいよね!というつもりはないんだけどさ。着飾ることって豊かさとは真逆なことのように思う)、観光客がほとんどいないロンドンはとても良い街だったなあとまた過去美化モードに陥ってしまったりしている。

 

それにしても英語ができない。落ち着いて勉強したいものの、家が無事に見つかれば今度は仕事を探さなくてはならず、いつになったら単純な生活がやってくるのだろう。6月3日に着いて、まだ2ヶ月経ってないけど、とにかく1日が長く感じ、溶けていくチョコレートのように淋しい。

 

先ほど内見してきたのにつづいて、水曜日に見にいくことになっている。上がり下がりが激しい性格なのは分かりきったことだったけど、とにかく微微たることが心に響いたりする。マッチ棒のような人間になれはしないので、どうか燃え尽きない蝋燭のほうにならせてください。

 

というわけで、シアトル二泊三日が楽しかったという報告でした。

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スタバの一号店も見た。100人くらい(盛ってるか盛ってないか分からないけど、たぶんそれくらい)並んでて、並んでるやつ皆んな馬鹿だと思った。

 

おわり